モナリザやミロのヴィーナスなど絵画や有名な作品など、世界最大級の作品が展示してあるルーヴル美術館。
ルーヴル美術館と言えばパリ観光では外せないスポットですね。
世界最大級の広さと収蔵作品数を誇り、入場者数も世界一を記録しています。
凱旋門から放射線状に走る12本の並木大通りのうち最も輝く名だたる老舗が立ち並ぶ、世界で一番美しいストリート”シャンゼリゼ大通りの先にそびえたつルーヴル美術館はぜひ凱旋門の上から眺めて欲しい。
ルーヴル美術館は数多くの有名作品を展示していますが、最も有名な作品といえばレオナルド・ダ・ヴィンチの”モナリザ”ではないでしょうか?
絵のモデルを含め、その神秘的な表情や、背景はどこなのかといった多くの謎に包まれた絵画は、世界中から多くの人が鑑賞に訪れます。
広大なルーヴル美術館は、一度で全ての作品を見ることは不可能とも言われますが、有名絵画だけを見て美術館を後にする人も多いのではないでしょうか?
複雑な作りになっている館内は、有名な絵画を見て回るだけでもかなりの時間がかかります。
誰もいないモナリザを優雅に鑑賞
歴史や美術品に興味がなくても誰もが一度は教科書や雑誌などで見たことがあるであろうモナリザ
世界中から訪れる観光客誰もが見たいのでモナリザの展示してあるフロアーは常に人がいっぱいで一番前で写真を撮ったり鑑賞するのは至難の技です。
ですが、ルーヴル美術館が開園したすぐにモナリザのある”モナリザの間”に訪れることができれば独り占めできます。実際に私がモナリザを独り占めするためにルーヴル美術館の多数ある入口の内どこから入ったら一番近く最短ルートでたどり着けるかを強盗に押し入るくらい念入りにルートを確認して見事にスタッフと二人きりの空間で鑑賞できました。
以下の2つのサイトをうまく利用するととても分かりやすく役に立ちます。
- ルーヴルの外観から館内の主要な展示室を360度覗くことができます。
- 館内をストリートビュー形式で自由に観覧することができ画像も鮮明で自由に回れます
とにかく”モナリザ”だけは見たい!という方のために、”モナリザ”に最短でたどり着けるルートを詳しくご紹介します。
モナリザの展示場所
モナリザはドゥノン翼 1階(日本で言う2階)ヨーロッパの絵画ゾーン/教科書で見たことのあるあの傑作が集結する人気フロアの展示室711/モナリザの間にあります。
美術館入り口で紙の館内図(日本語あり)を手に入れることは出来ますが、ダウンロードしてスマホで地図を確認したい方はこちらからどうぞ。
ルーヴル美術館のアプリもあり読み込んでおけばオフラインでも使えWi-Fiを必要とせず作品の検索やどこに展示してあるかも自分の端末で気軽に確認できるのでとても便利です。
ルーヴル美術館は9時開演です。訪れる時期などにもよって異なると思いますが私が訪れたときは開園から並んでる人は少ない印象で200人程した。(入口が何か所かあるので分散していただけかもしれません)私が7時40分位にメインの入り口であるピラミッド中央入口に到着した際に前に並んでいたのは3組でした。開園時間が近づきガラスのピラミッドの真下にある”ナポレオンホール”に降りセキュリティーチェックを過ぎたところでチケット有・無、優先レーンなどでいくつかに列に分かれました。
行く日程が決まっている場合は早めにチケットを確保しましょう。
チケットは事前に購入を
現在、ルーヴル美術館のチケットは事前の予約購入がほぼ必須となっています。
チケットは日時指定で当日、予約に空きがある場合のみ、美術館のチケットカウンターでも購入が可能です。
ですが、バカンス時期などは完売することも珍しくないので、事前に購入することをおすすめします。
ミュージアム・パスの購入もおすすめです
チケット購入はこちらから
◇公式サイトより購入(英語・仏語) : ルーヴル美術館チケット購入公式サイトから購入
モナリザの間への最短ルート
①入り口はドゥノン翼から!
ルーヴル美術館はリシュリュー翼・シュリー翼・ドゥノン翼の3館に分かれており(3館は全て内部でつながっています)、それぞれに入り口があります。
モナ・リザはドゥノン翼にあるので、ドゥノン翼入口から入ります。
ちょっとわかりにくいですが、垂れ幕のようなものに「DENON」と書かれています。
ゲートでチケットのチェックを受けて入場します。
②螺旋階段を上って0階(地上階)へ
入場したら真っすぐ進み、正面の階段を上ります。すぐ先に左右に螺旋階段があるのでそれを上って0階(日本で言う一階)へと上がります。
③展示室405の小階段を上る
0階に着くと、そこは展示室405。彫刻が展示されています。
目の前の小階段を上って、すぐに次の展示室に移りましょう。
④分かれ道!距離は同じなので好きな方を選ぼう
小階段を上ると、目の前の窓から正面にピラミッドが見える展示室404に出ます。
右に展示室406、左に展示室403がありますが、どちらから行ってもモナ・リザまでの距離は同じです。
どちらのルートにも有名作品が並んでいるので、見たい作品があるルートを選んでみてください。
分かれ道を左:展示室403へ
左側にある展示室403はミケランジェロのギャラリーと呼ばれており、イタリア彫刻が展示されています。
モリアンの階段
展示室403を通り抜けたら、モリアンの階段を上り1階(日本で言う2階)へ。
展示室700:フランス絵画
赤い壁の展示室700へ入ります。
- 「アモルの接吻で蘇るプシュケ」
- 「瀕死の奴隷」
- 「抵抗する奴隷」
- 「民衆を導く自由の女神」
- 「戴冠式のジャンヌ・ダルク」
分かれ道を右:展示室406へ
右側にある展示室406は古代ローマの彫刻の展示室です。
彫刻を眺めながら、通り抜けます。
ダリュの大階段
展示室403を通り抜けると、そこはダリュの大階段と呼ばれる大きな階段になっています。
階段踊り場には「サモトラケのニケ」が展示されています。
モナ・リザ展示室に向かうには、一つ目の踊り場で折り返して階段を上りきり、赤い壁の展示室へと入ります。
(サモトラケのニケまで階段を上りきってしまうと、別の展示室に向かってしまうので注意!サモトラケのニケにたどり着く手前の踊り場で折り返します。)
展示室702:フランス絵画
階段を上りきったところにある展示室702は、赤い壁が印象的な展示室。フランス絵画が展示されています。
- 「サモトラケのニケ」
- 「グランド・オダリスク」
- 「グランド・オダリスク」
- 「ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠」
⑤お土産コーナー
どちらのルートに進んでも、土産物コーナーのある展示室701にたどり着きます。
展示室701は同じく赤い壁で、壁の上の方まで巨大な絵画が展示されており、天井も一面が凝った装飾と絵画で埋め尽くされています。
土産物コーナーでは、ルーヴル美術館に展示されている作品をモチーフとしたアイテムなどが購入できるので、気になる人は見てみましょう。
土産物コーナーの向かいにある展示室がモナリザの展示室です。
待ちに待ったモナリザとご対面ですよ。
⑥モナリザの間に到着!
モナリザは展示室の中心にあります。
ルーヴル美術館の中でも最も有名な作品であるモナリザの前には常に人がたくさん。
モナリザの前には列が作られているので、順番に並んで正面まで進みましょう。
私は一番最初に到着して体感では10分は独り占め出来ました。自撮りしても誰も映らないし連射しなくても何枚も写真が撮れモナリザの前を180度目が合うという検証も出来てしまう程堪能しました。周りを気にせず世界最高峰の絵画を独占でき非常にうれしかったです。
ぜひ、皆さんにもこの感覚を味わってもらいたいです。
ちなみに、入場してすぐ螺旋階段を上がらず右にそれるとエレベーターがある。
皆入場してからそのまままっすぐ進んでしまうのでこのエレベーターの存在にはなかなか気づかない。そのエレベーターに乗り込み一つ上の1階(日本で言う2階)に上がるとそこはもう⑤のお土産コーナーである。行き先ボタンはモナリザの絵などが描いてあり文字が読めなくても一目で判断できる。
今回私は、利用しませんでしたがエレベーターを使えば他の展示物をすっ飛ばしモナリザまで一直線である。